アルゼンチン(2) 牧場の家編 

やっと電話が通じたのが、今年の1月15日。

偶然にもその前日にやっと、私宛ての手紙と時期外れのクリスマスプレゼントの小包を、ご主人に郵便局に出しに行ってもらったところなのですって。
ご主人が遠い都会の病院に入院したり、自分もインフルエンザにかかってしまったりして、去年はクリスマスカードやプレゼントを用意するどころどころではなかったそう。
今はやっと落ち着いたということで… 良かった。
お互いに年だし、いつどんなことがあるかもしれないから、やっぱり今、行くね。

ご主人が郵便局に行った時、郵便局員さんのひとりが、

「マリアさんが長い間、毎年、こうしてクリスマスプレゼントの小包みを送り続けている、この日本のミヤさんという人はいったいどういう人なんでしょう? 
ぜひ一度会ってみたいものだ」と言ったので、

「そのうち来ると言っているから、きっとそのうち会えるよ」と答えた、

というエピソードを話してくれました。

マリアは私が行くと決めたと聞いて、電話の向こうで大喜び。

「その郵便局員さんにも会いに行かなくちゃね!!ミヤ、着物を持って来て!
それを着て行って、驚かせちゃおうよ!
あなたが着物を着て街を歩けば、テレビ局が来るわよ。田舎の小さな町だから」 

(オイオイ、どんなに重くてがさばって着るのも大変か、わかってるん? まあ、夏だから、浴衣にするけど)



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で、行って来ましたよー


2月下旬に仕事をやめて、借金をして、38時間かけて、地球のま裏まで。
それも首都のブエノスアイレスからも770キロ離れた小さな町のそのまた郊外にある、マリアとそのご主人が暮らす小さな牧場まで、たったひとりで。
怖くなかったかって? そりゃね、少しは。
それについては、ブエノスアイレス編で書くね。




これが38年ぶりに会った旧友ふたりです。
お互いにおばあちゃんになってたけど、中身は昔のままでした!

マリアはほとんど歩くことができなくて一日の大半をベッドで過ごしていたけれど、英語が話せる友だちを食事に招いたり、その人たちに周辺の案内を頼んだりしてくれました。
私は、「観光に来たんじゃないから気を遣わないで。ゲストだと思わず、家族の一員だと思って。お手伝いも何でもするし」
と言ったのだけれど、
「地球を半周して来てくれたんだから、そんなわけにはいかない」って、
あれこれおもてなしをしてくれました。



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これが、空から見たマリアの農場があるあたり。
乾燥した荒野で、水不足だと言ってました。
スペイン語を話す国で、国際空港と大きなバスターミナルのインフォメーション以外は英語は全く通じなかったけど、おもしろいことに苦し紛れにフランス語の単語を並べるとどうにか通じることがありました。

たとえば、は英語でマウンテンだけど、フランス語はモンターニュ
スペイン語ではモンターニョです。 ね、フランス語のほうが似てるでしょ?



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マリアのファームハウス。
ポーチのようなくりぬき空間の中に見える白いものが下の写真のテーブルで… 

ふたつ上の写真は、下の写真のはるか彼方の山の上から撮ったもの 




テーブルの上にあるジャーに入っているのは、自家製のぶどうジュース。



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むこうのサラダは、刻んだにんじんとトマト。サラダにかけるものはシンプルにオリーブオイルのみ。
四角いお皿のブラッド(血)ソーセージはやっぱり手がつけられなかった。(汗)
イギリスでも、おいしいからってよくすすめられたけど… 


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私のために、羊を一匹ほふってくれました。


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お皿に乗った羊の肉です。

              
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なにげに白馬が通り過ぎます。



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私のために用意してくれた部屋 

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お昼ごはんに帰って来た羊さんたち


じっと羊320 
また、まきばに戻って行きます。



 … 次回  13. アルゼンチン(3)
 に続く …


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