スポット訪問記 Vol. 21 アムステルダム 


オランダと日本は、古くから特別な関係にあったんだよね。
鎖国中もオランダとだけは交易があったし、医学とかもオランダから学んだんでしょ。

でも乙女の ( 寝る ) 私がイメージするオランダは、風車とチュー
リップ畑…  下の写真のような… ( にっこり




オランダ風車web
オランダ 風車とチューリップ畑 (フリーweb素材より)


turipfiels2.jpg
オランダの風景 (絵葉書)


かつてオランダはの国土の4分の1以上は海面より下にあったんだけど、干拓を繰り返し、海水侵入を防ぐ頑丈な壁を作って国土を守って来たんだよね。

子どもの頃、「ある冬の夜、その壁に小さなひびを見つけたおにいさんが自分の手を栓代わりにその隙間に差し込んで、壁の決壊から町を守るために一晩中そうしていた」っていうお話を読んだことがあったなー。

オランダはゴッホの故郷でもある。
”飾り窓の女たち” でも有名だけど。
(そこには社会問題が隠されているのかもしれないけど、今回は子ども的観点を優先します)


じゃ、出かけてみよっ!




ams空から
アムステルダム 上空



あむすてるだむ空から
アムステルダム中心地 (絵葉書)

「これ、絶対にお伽の国に違いないって!」 と
まぶたをこするわたし。




あむすてるだむ絵葉書
アムステルダム (絵葉書)

ほんと、夢のようだよね!



はい、到着。

空港下りて、びっくりしたことがある。
空港のあい向かいに鉄道の駅があるんだけど、地下にあるという駅の改札口へ行くつもりで表示通りに歩いて行ったらエレベーターがあったから、それに乗ったんよ。
それでね、地下に着いてエレベーターのドアが開いたら…!!
そこは突然、町の中心へ行く電車のホームだったの。

飛行場から電車の駅の入口も改札口も通らず、エレベーターのドアが開いたらそこは電車のホームだなんて…
ほんとに、どらえもんのどこでもドアみたいだった。



アムステルダムは元々は小さな漁村だったが、13世紀にアムステル川の河口にダムを築き、町が築かれた。
16世紀には海運貿易の港町として、ヨーロッパ屈指の都市へと発展した。
現在のアムステルダムは、アムステルダム中央駅を中心に市内に網の目状に広がる運河や、その運河に沿って並ぷ17世紀の豪商の邸宅、自転車、飾り窓の女性たち、アンネ・フランクの家などで広く知られる。

この町は自転車に乗る人が多く、車道と歩道の間に自転車専用路が設けられている。
中央駅付近には巨大な駐輪場があり、絵葉書などにも自転車をあしらったものがある。
(ウィキペディアより抜粋)




ホテルの広場
ホテルのあった広場・ダム スクエアー



ams駅
アムルテルダム中央駅

あれ? どっかで見たことがあるような…って気がしない?
そう、東京駅はこの駅をモデルにして造られたのです。




川辺の風景FL
町なかを走る運河 (写真:フォトライブラリーより)

自転車が多くて、「要らなくなると市民が自転車を川に投げ込むので、川底がどんどん高くなるんだ」 そう。 



川上ボートの家
川上ボートの家

町なかに運河が占める面積も大きいので、そこを棲みかにする人も多く、一軒家のような舟をたくさん見ました。
違法らしいのですが、川上なら借地料や固定資産税を払わなくて済むので、舟で暮らす人は後を絶たないのだとか。
(これはその時聞いた話で、実際どうなのかはわかんないです)

中を覗くとふつうの家のようにキッチンありリビングルームありで、書斎の本箱にはぎっしり本が並んでいました。
(いいないいなー。自由にどこでも移動できるし)




amsボートの家2
天気のいい日は庭(甲板)で物干し…



ams路面電車


それじゃ、アムステルダム名物のひとつ、路面電車に乗って街を散策してみましょ。


ams国立美術館

広い通りの突き当たりに見えて来たのが国立美術館。
光と陰の捉え方が印象的なレンブラントの絵画を始め、名作が揃ってます。




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ここで ”国境を越えた愛” の美談をひとつ。 LOVE


ゴッホ美術館100年祭


これは何の建物かというと…
ゴッホ百年祭特別展示期間中だった、ゴッホ美術館!

ちょうどそんな折に来れたということに感激すると同時に失望したことには、
「入場した人一人ひとりが、ゆとりを持って鑑賞できるように」 との基準で、入場制限をしていたのです。

だからって、まだ陽が高いのに、
「本日の分は売り切れました」って受付の守衛さんみたいなおじさんに言われちゃったの!
「そ、そーんなぁ~っ。  ( 嬉し泣き ) 」

日本に来たモナリザを見に行った時、ロープが張られた通路から、
「はい、移動して下さい!」 と警備の人にせかされつつ、はるか彼方におぼろげに見えるモナリザさんの顔を黒山の人だかりの隙間から垣間見たことを思い出すと、

入場した人たちがじっくりゆっくり鑑賞できるようにと、チケットの販売を調整することには賛成だけど…

「だって私は遠い日本からイギリス経由で27時間もかけて飛行機に乗ってここに辿り着いたんです。
そして乗り換えのアムステルダムには、今日1日しかいられないの。
入口まで来て大好きなゴッホの本物の絵が見られないなんて、悲しくて死んでしまいたい」
と言ったら、顔がゆがんで来た。

そしたらそのおじさんね、「仕方ないなあ」って顔で溜息をついて…
奥の部屋に消えてしまったの。
そして何かを手に持って戻って来て、

「私が知り合いが来た時のために取っておいたチケットだよ。
知り合いはいつでも来れるから、遠い日本からはるばる来たあなたに譲りましょう」
と言って、後光が差すようにさえ見えたそのチケット1枚を渡してくれたのでした。 

おじさん、ほんとうにありがとう!!( キラキラ ウルウル )

(ちなみにモナリザさんにも本場ルーブルで、手の届くような距離で再会を果たしました)



 

ams街角の家
街角の建物



街並み
市立美術館あたり



岸辺の船舶
アムステルダムでは造船も盛ん


これ写真なんだけど、なんだか油絵になりそう?



川下りボート2

昼も夜も、運河巡りの舟に乗ってしまいました!



500_20090721193204.jpg
アムステルダムの夜景 (絵葉書)


アムス夜運河より
夜の中央駅周辺



ams橋昼
↑昼間の橋  ↓夜の橋


夜の橋
イリュミネーションの点いたたくさんの橋の下をくぐって行きます。



ゴッホ跳ね橋絵葉書
ゴッホの 「跳ね橋」 の絵


跳ね橋夜2
夜の跳ね橋


跳ね橋2
その下をくぐっているところ



飾り窓夜
いろいろな飾り窓もきれいでした。


夜の窓辺ams窓の明かり




↓運河巡り舟の中    酒場で→

川下り船夜  夜酒場で

   
実は夜は、乗った飛行機のスチュワーデス (今は ”フライトアテンダント” ?) さんといっしょに出かけたんだよー



アムステルダムは、たったの1泊2日の訪問でした。
「えーっ、なんでそんなもったいないことを!?」
って驚きあきれないで。
これは無料の ”おまけサービス” だったんだから。

外国の航空会社はね、時々、その航空会社の国の紹介も兼ねて、
”ホテル1泊サービス付き” っていう便を提供することがあるんよ。
(もちろん、格安便である上のさらなるおまけサービス)

これはKLM(オランダ航空)のロンドン→成田便だったので、「アムステルダム1泊」 が付いていたわけ。
そのかわり観光のめんどうまではみてくれないから、自分でまわらないといけないけど。

ほんの2日間だったけど、国立美術館、市立美術館、そしてゴッホ美術館へ行って、運河巡りも昼、夜2回体験できて、良かった。
中でも、ゴッホの絵を少ない入場者の一人として間近でゆっくり観れたことが一番嬉しかったかな。

その後またイギリスに友人・知人を訪ねて行った時に、今度はスペインのイベリア航空で行ったんだけど、
その時も、「マドリッド1泊とフラメンコ鑑賞&ディナーサービス付き」っていう格安便で行ったんだよ。
(ディナーのワインで酔っ払ってホテルへ帰る途中で道に迷ってしまい、マドリッドの路地裏をひとり歩きまわった時は、ちょっとこわかったけど)


そういうわけで、次回はたった1泊2日だったけど、マドリッドで見たこと聞いた事も織り込んで紹介するね!



続きを読む >> に追記あり )



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ゴッホ美術館で買った、ゴッホの絵の絵葉書です。
誌上鑑賞どうぞ。
光の採り込み方が、ハンパじゃなく印象的だよね。

ゴッホは生きているうちは世間にほとんど認められず、ずっと貧乏生活をしていた。
生前に売れた絵は、たったの一枚だって。  (?!)




ゴッホの絵



ゴッホの絵hey



ゴッホの絵椅子



ゴッホの絵部屋



ゴッホ跳ね橋絵葉書




゚・*:.。. .。.:*・゜  ゚・*:.。. .。.:*・゜  ゚・*:.。. .。.:*・゜  ゚・*:.。. .。.:*・゜  ゚・*:.。. .。.:*・゜


  もひとつ   barden (5)


巨匠の絵と並べるなんて厚顔無比だけど~ (大粒の汗 → あまつぶちゃん


アイリス模写3



恥ずかしながらこれは、私が油絵を習い始めた頃に挑戦したゴッホの「アイリス」 の模写。
(実際のものはもう少し明るい)

ゴッホは何点かアイリスを描いているけれど、私はこのだら~っと枯れ始めたようなのも混じっているところが好きなの。

あまりごちゃごちゃしているへんはめんどうくさくなって手抜きしてしまったりもして、巨匠の作品には遠く及ばないけど、
”好きな絵の模写” に挑戦してどうにか仕上げることができたので楽しかった。

もちろん、ゴッホ作本物の 「アイリス」 写真と並べるのは、やめときます。





うしろ姿


あ、”ふつうのおねえさん” (?!)


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Comments

何時も胸ときめかし拝読しました!

美弥さん、オランダは私も是非行きたい所です。2日間とは超モッタイなかったですね!チューリップ凄いですね!2008年5月に日本でも有名な「砺波のチューリップフェアー」に行って来ましたが素晴らしかったですが、それ以上にオランダは素晴らしいですね!家の側でも休耕地に植えて昨年まで観光としてやってましたが、今年は閉鎖です。
又、美弥さん絵画の腕も凄いものですね!ビックリです!
その他の趣味も頑張って見せて頂きたいですね!
何時も楽しみに拝読させて頂きますね!

Re: 何時も胸ときめかし拝読しました!

感動を共有して下さってありがとう。
日本にも絵心をそそられる素材はたくさんあると思いますが、まわりの景色も絵になるヨーロッパの風景の中にいると、画家たちに「描きたい」という気持ちが湧いてくるのがわかるような気がします。私も感じたままに自分の絵を描いて行きたいな。人生も…。

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