番外編 3. TOEICをめぐるおしゃべり (私の英語勉強法) 


皆さん、こんにちは。今日は特別版です。

もともとはこの記事は、「あるTOEIC教材のクチコミ宣伝」として宣伝
料をいただく記事として載せていたんだけど、宣伝期間が6月12日に
終了したので、掲載も終了です。
でもせっかく書いたので少し中身を変えて、私の ”英語勉強法” の話
にしようと思います。

ということで、前半の、「私のTOEIC受験エピソード」はそのまま載せ
ておくけど、後半に新しい内容をつけ加えたよ。
追記はそのままにしておきます。





私もかつてTOEICに挑戦した。
そのスコアは外国の大学入学資格や、通訳とか英会話講師の仕事を
する時の判断基準のめやすとしても使われているから、一度は受けな
くちゃならなかった。

TOEICテストはとっても客観的で効率的で、挑戦者が勉強しただけス
コアに反映されるのでおもしろい。

私は最初に何の準備もなく受験した時は、スコアが830だったんだ。
(まあ一応はケンブリッジプロフィシェンシーに受かっているわけだし、
ずっと勉強は続けてきてるからね)

「2時間の間に、リスニング問題とリーデイング問題合わせて約200
問で、990点満点」 とか、ハードなのは噂には聞いていたけど、その
スピードと音声の悪さに参ったよ。
ゆっくり考えたりメモを取ったりなんて時間は全くなく、会場が広かった
せいかテープの声が篭っていてはっきり聞こえないせいもあり、
半分はパニクったままで終わってしまった。
(現在は受験者の声を反映していろいろ改善されていると思うけど)

悔しかったので、その後一生懸命勉強した。
やっぱり試験は ”傾向と対策” でしょう!

それでTOEIC受験専門のCDや問題集をいくつもこなしたけど、文字
が嫌いな私がリーディングの方のやる気を維持しするのは大変だった
よ。
リスニングの方は結構、クイズ感覚で楽しんで挑戦したけどね!

そして3回目にどうにか910まで到達! おめでとう!!
 クラッカー
(それでも、900のラインを越えるのは難関だった)


外国に留学すれば上達が早いかもしれないけど、いちいち留学しては
いられないんだから、日本で、毎日の生活の中で効果が出る学習方
法を選ばないと。


そのためには、いいコーチ(教材やシステム)が必要だね!

とにかく始めよう。そして続けよう。
プログラム化されたシステムに乗って効率よく。

(ここで、その教材をひとつの選択肢として紹介したってわけです)





ここから新記事


まあ、問題集とかスコアのあるものは結果が数字で出てくるから、そ
ういう勉強法もひとつの方法だけど、
もうひとつ、私のとっておきの勉強法を教えるね。


それは、NHKのラジオ講座を聴く事だぁ~っ!!!

「え~っ! ラジオ講座ぁ? そんなの聞くのめんどいよー」

って人がほとんどだろうね。
考えただけでも面倒くさい。
毎日同じ時間にラジオの前に座らなくちゃならないなんてね!
わかるわかる。
それだったら私もしてない。


私のとっておきのラジオ講座攻略法はね…
セットした時間が来たら自動的にラジオと録音のスイッチが on になり、
セットした時間になるとまた自動的にスイッチが off になるオーディオ
機器用のタイマーを使ったんだ。
そして1回15分のラジオ講座を2講座くらい録音しておいて、それを
聴ける時に、ウォークマンで聴いた。
ごはんの支度をしながらとか、洗濯しながらとか、散歩しながらとか
車の運転中とか。



ラジオ講座のいいところは、自分のレベルや好みに合わせた講座が
選べることと、内容がいつも新鮮なこと。
先生も個性がいろいろでおもしろかったよ。
冗談や効果音で楽しませてくれた講座もあったし。
(トヤ ケン先生[?お名前は音の記憶でしかわからない] の「英会話
入門」。ついほほえんでしまうのでそのために時々聴いてみた)

つまり、買って来たテープ教材だと内容が古くなってしまったり同じ内
容で何度も聞いているうちに飽きてしまったりするけど、
ラジオ講座だとそんなことがない。
いつも新しい内容で、最新の話題やその時節に合った話題でテキスト
を作ってくれる。
そして、ラジオの前の一人ひとりに話しかけるように(個人レッスンと同
じ)手取り足取りていねいに教えてくれて、役割練習の時も間を取って
忍耐強く待ってくれる。

さすが天下のNHK。(構成担当者も)先生もネイティブスピーカーの出
演者もその分野の超一流さんたち。
だから、内容も短い時間内で最大の効果が出るように工夫に工夫が
重ねられているし、解説もじょうずだし、会話は絶妙だし、そして土日
は通常コースはお休みなので聞くのを休んでもOK。
(土曜日は、私がずっと聴いていた頃は、特別版として英語の歌特集
とかスペシャルゲストへのインタビューとかやってくれていた)

今はラジオ講座はろくに聴かず、英語の世界からはもうすっかり引退
気分でのんびりしちゃっている私だけど、
ラジオ講座を毎日テープに録っては何度も聴いていた頃がすごくなつ
かしい。
大杉正明先生と杉田敏先生に、ほんとにお世話になりました。


そしてその頃は、夜10時の「ビジネス英語」の後にちょうどNHKの英
語ニュースがあったので(10分間くらい)、それもついでに録っておい
て聴いた。

テレビで日本語で見聞きしているその日その日のニュースの内容をそ
っくり英語に置き換えてしゃべってくれているようなものだから、ほとん
ど意味はわかるしくみ。
わからないことがあったら、その音からその単語や表現を調べて探し
出す。
テキストはないんだから(ニュースだもん)綴りなんてわからない。
だから、わかろうと一生懸命聞いて体中を耳にする。
(I am all ears)
最高のリスニング訓練でしょが。



たまにテキストを本屋さんでパラパラ見たら、ラジオではわからないこ
と(先生たちの素顔とかその月のテーマに関する詳しい情報とか)も
載っていたりしたので、ついほしくなって時々買ってしまったことも何
度かあったけど、文字の教材は結局、全く見ないで古新聞やちらしの
仲間になってしまった。

この時期に限らず、ほんとに私は ”子どものように” 語学を勉強してき
たと思う。
文字や理論(目と頭)でなく、音やリズムと印象(耳と身体)で。
そしてそれは今でも同じだ。

10分あったとして、文字で書いて理解して覚えようとすると、10分間
に文章が何回書ける?
でも、それを口で言って覚えるとしたら、書く場合の何倍も文章を繰り
返せるよ。


ひとつ具体的な例を書いておくね。

Where did you go, yesterday?
(「昨日、あなたはどちらへ行かれたのですか」 あるいは、「あんた、昨
日どこ行ったんよ?」)

という文章があったとする。
学校で勉強した限りでは、これは、
ホエアー ディッド ユー ゴー イエスタデイ?」
だ。
でもね、実際にネイティブの口から聞こえてくる音は、
ウェアディジャゴウ イエスタデイ?」
だよ。

”ホエアー” ”ディッド” ”ユー” ”ゴー” と、いっこいっこの正しい綴りを
確認しながら一語一語単語を紙に書いて行くのと、
「ウェアディジャゴウ?」 と、聞いたままの音を繰り返して何回か言って
みるのと、どっちが効果的だと思う?

おまじないみたいだけど、後の方が魔法みたいにほんとに通じちゃって、
たぶん、”Perdon?” (ハ?今、何ておっしゃったんですか?もう一度
言っていただけますか?) と聞き返されることはない。

会話の勉強は耳でいっぱい聞いて、それを口で聞いたままの音で言
ってみてそれを何度も繰り返してリズムとか強弱とかのノリで身につ
けてしまった方がいい。
本の文字を見たり書いたりして頭で理解して覚えようとするより。
これって ”子ども式勉強法”。
赤ちゃんは文字が読めなくても文法を知らなくても、聞いたままの音を
真似して覚えて行くんだもの。

だから、いっぱい聴いて。
映画も最初に日本語版で観て、次に英語のオリジナル版で観ると、
内容もわかるし、
「あ、こういう場面のこういうセリフは、英語ではこう言うんだ」
って、映像付きでよくわかる。
好きな映画だったら、何度観ても楽しいし。

私たちのまわりには、生きた教材がいっぱいあるよ。
テレビの英語番組や英語ニュースでもいいし。
(ラジオ講座録音のいいところは、その間ずっとテレビやラジオの前に
座っていなくてもいいところ。
好きな時間にどこででもそして何度でも聴ける)

もちろん、一番いいのは、ネイティブスピーカーの友だちや恋人を持つ
ことだろうけど、なかなかそう簡単にはいかないもんね。


まあ、生意気そうなことを言っちゃったけど、TOEICのリスニングがほ
ぼ満点に近かった私の言うことだから、騙されたと思ってやってみなよ、
ラジオ講座を聴く勉強法。

あのね、ピアノのレッスンもそうでしょ。
週に1回長時間練習してあとの6日は何もしないのと、一回少しずつ
でも毎日やるのと、どっちが効果的だと思う?
後者だと指も柔らかいままだし、間が空いていないので、前回分を思
い出すのに時間をかけなくて済む。

ラジオ講座も毎日1プログラム15分。
たかが15分、されど15分だよ。
1週間には、週5日としても75分だよ。
英会話学校の1回分のレッスンに匹敵するじゃん。
1年間聴いてごらん、何時間になる?

だから、その頃の私の一番の英語の先生は、NHK第二放送のラジ
オ講座(ラジオ英会話とビジネス英語)と英語ニュースだったって言え
る。
英語ニュースも入れて一日たったの40分分だったけど、毎日内容が
新しいわけだから、続きを聴くのが楽しみだった。
講座は両方ともストーリー仕立てだったしね。


でも、これらの講座は ”TOEIC受験専科” とか特定の資格取得仕様
ではないので、それプラス ”傾向と対策” の勉強ってことになるよね。
ケンブリッジ プロフィシェンシーもそうだけど、いくら日常会話を完璧に
話せるイギリス人も、試験となれば落ちるんだから。

ありきたりだけど、


塵も積もれば山となる 

継続は力なり


だよ。


「英会話の勉強はどうやってするのが効果的なの?」
とか
「あなたはどうやって英語を勉強したの?」

ってよく聞かれるので、そんな時、私がいつも答えることを記事にして
みました。
それぞれの人にそれそれ合った勉強法があると思うけど、一般の英会
話を短い時間(1日15分)を使って簡単に(わざわざ英会話学校に通
わなくていい)安く(ラジオならほとんどただ)身につけたいなら、ラジオ
講座が最適だって思うよ。

がんばってね!!


(あれ? これってNHKのラジオ講座のクチコミ宣伝みたいになっちゃ
ってるけど、そうじゃないよー。NHKさんには何ももらっていませ~ん。
ホントのことを書いただけだよ)



続きある

話題に私のTOEICのスコア票を載せておくね。
どんなもんだか、見たことない人もいるでしょう?
現在は多少システムも変わっているかもしれないけど、スコア配分は同じだね。



トーイックスコア票


左がリスニング。495点満点中480点。
次がリーディングで495点満点中430点。三番目がトータルで、990点満点
中910点。 (まだ上にいっぱい余裕あるゾ~ぃ)

おもしろいのは、一番右端の数字。
これは、その回に受験した人全員の中で自分がどの位置にいるかということを
表す数字。
具体的には、総受験者の 98.4% の人は、私より低い点数だったって意味な
んだって。
つまり、私は総受験者の上位 1.6% に入ってるってことだ。
(え? それって、結構すごくない? 計算弱いから前は気がつかなかった)

でも、外国で生まれたわけでも育ったわけでもないから、どうしてもわからない
ことはまだまだいっぱいある。
それでも、(言葉は生きていて常に変化しているかもしれないけど)基本はずっ
と同じだよ。
スラングや流行言葉はいいから、まず基礎をしっかりすれば、怖いもんなしだよ。

英語をビジネスに使いたい人、世界のいろいろな国の人とコニニュケーションし
たい人、外国文学を原文で読みたい人、英語の歌を歌いたい人、目的は何で
も、英語によって世界がぐっと広がるんじゃないでしょうか。
何よりも、日本人は英語の初心者じゃないんだから。
(学校でもうかなりやっている)

がんばってみて。
いいじゃん、高得点でなくても、前回よりスコアが増えていれば。
その繰り返しで階段を登って行く、その過程を楽しむのもいいんじゃない?
登るたびに、見える世界がもっともっと広がっていくわけだから。




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